懲りずに続けるスーザン。
ときどき昔を振り返るのは好きなほうだ。
しかし、1年も経たないことがあまり思い出せない。
はじめから孵らぬ卵の数もちて埋めむ冷蔵庫の扉のくぼみ 林和清 
おでんとかこういうものに卵を入れるのは鯛蔵の好みだ。
大粒の栗のごとうまき馬鈴薯がこの世にありと君に伝えん 佐藤佐太郎 
これは北海道出身のおいちゃんにもろた、「インカのなんたら」美味かった。
音もなく牡蠣啖ひゐる家族らのたれか罪犯さず生終へむ 塚本邦雄
牡蠣フライはスーザンの好物。
たましいを預けるように梨を置く冷蔵庫あさく闇をふふみて 島田幸典
梨は料理ではないが。(謎)
茄子一本たひらげて胃をさすりたりこむづかしきこと男よ語るな 松平盟子
これは残りもの味噌スープだな。
われらかつて魚なりし頃かたらひし藻の蔭に似るゆふぐれ来たる 水原紫苑
そうそうカルパッチョに菊の花。おされでござる。